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デンタルアトリエ自由が丘歯科ブログ

2024.04.30

歯の中に治療に使った器具が残っている ファイル破折(リーマー破折) broken file remove

世田谷・目黒区、自由が丘駅南口徒歩3分の歯医者
デンタルアトリエ自由が丘歯科の院長の小笠原です。

当院のYoutubeチャンネルに治療動画を追加しました(^^)/

前医で抜髄をされた歯に違和感が残っている患者さんです。
当院で検査してみると、治療をした際に使用された器具が歯の中に残っていました。

「リーマー」や「ファイル」というヤスリ状の器具で、歯の神経があった根管内部を清掃するために使用する器具です。

細い金属製の器具で、根管内部に食い込んで、金属疲労を起こすと折れてしまいます。これを「ファイル破折」と言います。
器具は滅菌消毒した器具を使用するために、これ自体が残ったから歯が悪くなるという訳ではありません。実際にファイルが破折している歯でも数十年症状が無く安定している方が多くいらっしゃいます。
しかし、根管内部に細菌感染が残っている場合は、取り除かなくては治癒が困難になることがあります。


小さいものは先端直径が0.08mmとかなり細いものであり、どうしても折れてしまう場合が多くあります。これは医学的にも理解、許容されていることではあります。
しかし、折れないように取り扱うことは担当医の技術によるところもあります。

もし治療中に折れた場合は、
担当医から説明がある場合もありますが、説明がない場合もあります。
日本では保険範囲内で根管治療を行った場合、リーマーやファイルの破折、炎症の再発は日常茶飯事であるとも言えます。
皆保険制度を導入し、欧米諸国と違い専門医制度がなく、医療を安く行っている日本では国がそれを許容しています。

折れたファイルを取り除くには、専門の技術を持った歯科医師でなくては治療が出来ません。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使い精密に根管治療を行える歯科医師です。

もしファイル破折による炎症を伴う場合は、専門医による治療が必要となります。
日本で行う場合の平均的な費用は、基本根管治療(前歯部~臼歯部)で8万円~15万円。
リーマー、ファイルの除去は別途1万円~5万円かかると思われます。

保険範囲内では取れる歯科医師はほとんどいなく、保険治療の場合は抜歯を宣告される可能性が高いです。

※根管内部の異物の除去は難易度が高い場合も多くあります。
 歯を削るリスクを伴い、成功を保証するわけではありません。


当院では一人一人の患者さんに丁寧に治療を行っています。
そのため当院での治療は自由診療となります。
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