・手術中など電話に出れない時があります。時間を改めておかけ直しください。
・患者様が問い合わせをするお電話です。営業の電話は厳重にお断りします。
患者様からよく聞かれる質問と答え
A:全然違います。
しっかりと自分に合った歯医者を探しましょう。
歯科治療はなんといっても細かい作業になりますので、担当の歯科医師の技術力(腕)に違いがあります。
先生によって得意分野、不得意な分野もあります。
治療が痛い先生もいれば、痛くない先生もいます。
ちゃんと時間をとって歯科医師が説明してくれる病院もあれば、スタッフに任せている病院もあります。
先生との相性もありますし、正直、治療は受けてみないと分からないです。
歯医者選びは難しいと思いますが、自分が希望する治療内容を明確にしてから検索し、少しでも信頼できそうな先生を探してみるのはいかがでしょうか?
A:そういうわけではありません。
歯の治療は細かい作業です。虫歯を取ったり、詰め物をしたり、精密に歯の形を元に治そうとすると自然と時間がかかるのが歯科治療です。
なかには神業のごとく早く、正確に治せる先生もいるかもしれません。お口を空いている時間が短ければ患者さんの負担も減るので嬉しいですよね。
歯科治療は材料を使う際も工程が細かく決められており、工程を省いて早くしようと思えば早くできます。逆に言うと丁寧に治療をしようとすると時間がかかるものです。
私のことですが、勤務医時代に時間制限がある病院で働いたこともありますが、今後絶対にそのスタイルに戻ることはありません。
A:受けられる治療の内容が変わります。
皆さんが病院で受ける治療は保険治療です。国民保険とは日本全国どこの病院でも同じ治療費で受けられる治療です。そのため、国から治療の手順や内容、使う治療材料が決められています。つまり担当医師の技術力や、最新医療というものは考慮されていません。
歯科では歯に詰める材料として昔からある銀歯は「保険」。白いセラミックが「自費」。など良い材料を使うと保険がきかなくなることが多いです。
また最新医療を行う病院、病気ではなく審美を行う病院、保険の範囲以上の技術提供する方針の病院では「自由診療」として、そもそも保険をやらない病院もあります。
A:自費の料金設定はそれぞれの病院で行うので違います。
保険の治療は全国一律どこへ行っても費用は同じです。それは国が治療を決めているからです。
自費の治療費はそれぞれの病院が決めていますので違うのは当たり前です。ここで皆さんが気になるのが、安い病院と、高い病院があることだと思います。
歯科では治療の「材料費」「外注費」「保証期間」「技術力」「その他のコスト」などを元に値段が決められます。良い材料を使ったり、腕の良い先生だと治療費が高く設定される場合が多いです。あとは立地などもあります。
安い方を探す方が多くいらっしゃいますが、医療で安いというのも不安ですので良く検討されることをお勧めします。
A:ご予約いただくことは可能です。
当院では完全予約制をとっております。そして一般的な歯医者とは違い、何人もの患者さんを同時に診療するスタイルは取っておらず、院長が一人一人の患者さんを責任もって診療しております。そのため治療中の患者さんで予約が埋まっており、近日中の新規予約が取りにくい状態です。治療をご希望の方は早めの予約をお勧めしております。
診療時間内に電話連絡いただきますと、最短の予約が取れる日程をお伝えします。
予約のキャンセルに伴い、近日お受けできる場合もありますので電話連絡にて確認をお願いいたします。
実際に現在通院中の患者さんも、ちゃんとご予約いただき通院しております。
A:治療が進むことで予約が取りやすくなります。
歯の治療内容は皆同じではなく、その患者さんによって異なります。
新規の方は特に希望される治療内容を知りませんし、口の中の状態が分かりません。どのくらいの治療時間が必要なのかは、まず検査をしなければ分かりません。
治療時間もそうですが、人によって説明に時間が必要な方もいます。また予約・時間を守らない性格の人もいます。一人一人の患者さんに丁寧に対応するには、その方とまずはお会いをして把握する必要があります。
治療方針が決まれば先の予約をどんどん取って進めます。
A:当院では完全予約制をとっております。
予約制というものは「予約したこの時間は、あなたのためだけの時間」という意味です。この予約制が曖昧な病院では待ち時間があったり、他の患者さんとの平行診療が行われます。
予約をキャンセルするということは、その時間に治療を受けたかった他の患者さんの時間を奪う行為となります。
遅刻など時間を守らない場合は、治療の開始時間が遅れます。
歯科は治療内容によって予定時間を決めています。その時間内に治療を終了し、次の予約時間には次の患者さんの治療が始まります。時間通りにお越しいただいた方を待たせるわけにはいきません。
歯科において時間を大切にすることであなたへの治療が適切に行われます。
A:基本出来ないと思ってください。
当院では虫歯などの歯の修復治療は保険では行っていません。少しでも保険の範囲で治療をしたい方は、保険で治療をしていただける歯医者が山ほどありますので他院を受診するようお願いいたします。
基本的に国のルールで混合診療は認められておりません。
一つの歯を治療する場合、かぶせ物を自費にするなど途中で自費に変更することはできますが、自費で治療した歯に保険の治療を行うことは禁止されています。都合よく保険を使うことは認められません。
そもそもなぜ保険ではない治療を希望するのでしょうか?
より良い治療を希望されるようでしたら、しっかりと治療を受けられることをお勧めします。
A:ご希望あれば行いますが、当院では一切責任を負いません。
「虫歯だけ取ってください」「かぶせ物は他でやっていいですか」などの問い合わせがあります。基本的に歯の治療は、最終的な歯を入れて完成します。そこに至る一つ一つの治療工程はとても大切なものです。
ご希望があれば行いますが、途中から他院で行った治療に関しては、その後のトラブルは当院では一切責任を取りませんのでよろしくお願いいたします。
歯というのはその場しのぎをすると、かえって後で大変になることがあります。あちらこちらで治療を行うより、1つの医院で管理してもらったほうが将来的に良いことが多いですよ。
A:いいえ、しっかり磨ければ時間は長くない方が良いです。
歯磨きの目的は、歯に付いた歯垢(プラーク)と取ることです。歯垢を取りきれれば3分で歯ブラシが終わっても全く問題ありません。
むしろ歯は長く磨けば磨くほど、歯の表面は削れてしまいます。せっかく歯を良くしようとしているのに、歯が悪くなってしまったら意味がありません。磨きすぎには注意が必要です。
A:歯を磨いていても虫歯になります。考え方を改めましょう。
そもそも虫歯の原因は「糖質(炭水化物)」です。
簡単に言うと、砂糖など「糖質」がお口の中にあると、虫歯菌がどんどん歯を溶かしていきます。
極論、歯を磨かなくても「糖質」がお口の中に無ければ虫歯になりません。
つまり歯ブラシで虫歯予防をするのではなく、食事のコントロールで虫歯を予防しなくてはいけません。
虫歯になりやすい人は「糖質」を取るのが頻繁な方です。食生活習慣を見直す必要があります。
A:歯の黒い所がすべて虫歯とは限りません。
ご自身で鏡で見て、歯に黒い所があって虫歯じゃないか不安という方が多くいらっしゃいます。
確かに虫歯になってしまうと歯が黒くなってしまいます。しかし、虫歯だけではなく「着色汚れ」が黒く見える場合も多くあります。歯の噛む面や、側面には目では見えない細かい溝があります。そこに着色汚れが入ってしまうと黒く着色してしまいます。歯ブラシの毛先よりも小さい溝なのでいくら歯をみがいてもその着色は取ることができません。
専門家である歯医者さんが検査することで分かりますので、歯医者さんで見てもらうのがいいですね。
A:お薬だけでは虫歯治療はできません。
今でも行っている歯医者さんはありますが、「ドックスベストセメント」「3Mix法」「オゾン治療」など今までの治療とは違った方法が調べると出てきます。ただ全てを鵜呑みにして受けることはお勧めしません。一時期メディアなどで取り扱われて話題になったりもしましたが、あくまで話題好きなメディアの情報です。
もし素晴らしい治療方法でしたら、現在世界的にスタンダードな治療法として大学医療機関はもちろん、どこでも行われていると思います。虫歯で失った健康な歯の部分まで修復するのが虫歯治療です。自己責任で行ってくださいね。
A:削らずに治すことは、現在はほぼ不可能です。
虫歯の大きさにもよりますが、既に虫歯が進行している場合は虫歯を歯は取らなければなりません。
虫歯をお薬で治すのと同様に、「ドックスベストセメント」「3Mix法」「オゾン治療」「レーザー治療」など、虫歯を削らずに治すとうたっている歯医者さんもありますが、いまだ世界で一般的な治療法になっていません。これからもそうなることはないでしょう。
悪い所は取る→取ったところを修復する。という流れが、治療後も歯を長く持たせる上で確立されている治療方法です。歯を削るのを最小限にする努力はしますが、他の治療方法は現在はお勧めできません。
A:虫歯の診断は難しく、担当医で異なる場合があります。
そもそも歯の大きさは1cm程であり、虫歯は1mm以下のミクロ単位で進行していきます。肉眼で確認できる場合は既に大きい虫歯と言えます。
またレントゲン写真(エックス線)で虫歯は検査しますが、小さい場合はレントゲンにも写らないこともあります。
さらに虫歯は進行している虫歯と、進行しない虫歯もあり、簡単に「虫歯」といっても診断は非常に難しく、歯科医師によって治療をする基準も違うのが実際のところです。
不安な方はセカンドオピニオンとして他院を受診するのもいいですし、虫歯の専門の歯医者へ行くのもいいかもしれません。
A:虫歯じゃない場合も多いです。
歯がしみる場合、主に「虫歯」と「知覚過敏」が考えられます。
虫歯でしみる場合、歯の内部に虫歯が進行している可能性がありますので早めに歯医者さんで検査してもらいましょう。
知覚過敏の場合、良くあるのが歯ぐきが下がり、歯の根元が出てきたことによる知覚過敏です。冷たいものでしみたり、根元に歯ブラシを当てると「キーン」と痛みを感じます。原因として、歯周病が進行している場合と、歯ぎしりによって歯ぐきが下がってくる場合があり、比較的若い方は「歯ぎしり」が原因のことが多いです。体調の変化によって歯が痛む場合もありますので、1週間以上続く場合は歯医者さんで見てもらいましょう。
A:できる場合もありますが、できないことが多いです。
矯正治療中は歯に装置がついているため、虫歯の場所によりますが、装置がついている所は治療ができません。装置を外す必要があります。
またマウスピース矯正では、虫歯治療により歯の形が変わりマウスピースが合わなくなることが考えられますので、すべて矯正担当医に確認が必要です。
最近、矯正中の虫歯が増えています。治療中のケアが悪く虫歯になることもありますが、矯正前に虫歯の治療をせずに矯正をスタートしたことによることも多いです。
近年マウスピース矯正など需要が増え、治療前の検査をしっかりせずにスタートしたり、治療中のケアをしない病院も多くありますので注意が必要です。
A:保険で白い詰め物はあります。
日本では保険制度のため、国が治療の方法や材料を決めます。日本では以前から歯の治療に銀歯を使い、今でも銀歯は使われます。銀歯は見た目が悪く、嫌な方も多くいらっしゃると思います。
近年、保険でも白い詰め物の導入が進んでいます。保険で使える白い材料は「レジン」というプラスティック樹脂です。最新医療では「セラミック」や「ジルコニア」という材料があるのですが、現在は保険適応外となります。
レジンは歯より柔らかい材料であるため耐久性には劣ります。白い材料ではありますが、長期間安定する材料ではないので、材料のデメリットも理解して使う必要があると思います。
A:一番というわけではありません。自分に合った材料を選びましょう。
ジルコニアという現在、保険はきかない材料があります。2005年に国に認められたまだ比較的新しい材料です。
一般的に人工ダイヤモンドとも言われ「白く」「硬い」というメリットがあります。しかし壊れないというわけではないですし、「歯より硬いため」に噛み合わせや、噛み合う歯の材料に気をつけなければ逆に「歯に悪い」材料にもなります。ジルコニアのみ提案される場合は注意が必要です。
(※当院では他院でセットされたジルコニアを除去することが多くあります)
担当医が材料の特性と理解し、噛み合わせをしっかり管理してくれる先生にセットしてもらいましょう。
A:3カ月ごと、年に3,4回は行きましょう。
昔は「1年に一回は歯医者へ」「半年に1回は歯石を取りましょう」など言われていましたが、虫歯や歯周病のリスクがある方は、半年あれば十分に症状が悪化します。
お口の病気が悪くならないようにするには、定期的に歯のお掃除をして、虫歯を早めにチェックすることが必要です。早期発見、早期治療、定期管理をすることで「何カ月も治療で歯医者へ通う」ということをしなくて良くなります。そのためには3カ月、遅くても4カ月に1度くらいは歯医者さんで清掃、点検をしてもらう必要があります。
歯ブラシが上手であったり虫歯になりにくかったりと、個人差もありますので、担当医に相談しましょう。
A:過度な期待はしない方が良いです。
「歯を白くしたいけど、歯医者へ行くのは面倒くさい」という方は多くいらっしゃると思います。インターネットを見ていると、歯を白くする広告も多く見られます。しかし騙される場合もありますので注意が必要です。
歯を白くするには「歯の表面の着色を取る」「歯を元から漂白する」の2つがあります。
基本的に「歯の漂白」は専門の薬剤を使いますので、歯医者さんでしか行えません。
「着色を取る」というのは歯磨き粉の成分でもある程度できますので、白くなる場合もあります。
まずは自分がどちらをしたいのかを明確にしましょう。おすすめとして商品に頼るよりかは、歯医者さんで相談すると間違いありません。
A:流行に流されず自分に合った方法を選びましょう。
最近の矯正治療ではマウスピースを使った歯並び矯正の方法が増えてきました。従来の金属ワイヤーを使った矯正と違い矯正をしていることが目立たないというメリットがあるので、取り組みやすいと考えている人も多くいらっしゃると思います。
結論を言うと、マウスピース矯正でも歯並びは治ります。しかし誰でも同じ結果になるとは限りません。歯並びや噛み合わせがうまく治るかは、その方の歯並びの状態や、担当医師の技術力によるところが多く、「治らなかった」という訴訟が増えてきています。
現在日本では「医療機器」として国に認められておらず、自己責任となりますのでよく考えましょう。
A:ラバーダムを使うかは担当医次第です。
歯の治療をする際にラバーダム(デンタルダム)という装置を使います。ラバーダムは治療中に歯の感染を防いだり、治療の精度を上げることができます。
現在ラバーダムは保険では請求できませんので通常は使いません。なかには患者さんのために赤字で使っている先生や、患者さん自身に負担してもらっている病院もあるようです。
医学的に根管治療(神経治療)ではラバーダムは必須となりますので、保険治療を行わず、治療が自費の病院では使ってもらえると思います。(当院は自由診療なので必ず使います。)
希望する場合は病院を選択する必要があるのが現状です。
A:すべての処置に使うわけではありません。
ラバーダムは治療の精度を上げるためにとても良い方法です。しかし、歯の治療すべてに使うわけではありません。例えば噛み合わせを確認することが必要な場合にラバーダムをつけてしまうと確認ができません。
使えれば良いのですが「使わなければダメ」というものではなく適材適所で使うことで治療の精度を上げるものです。
ただ、必ず必要になる処置があります。それは「根管治療(歯の神経治療)」の際です。根管治療は、歯の中の神経の治療を行うことです。つまり治療中に体内を感染させてはいけませんので、この時だけはラバーダムは必須となってきます。
A:短期治療を行う病院もありますが、治療の精度はどのくらいか。
歯の治療は通院が長くかかりますよね。その多くは何年も放置して歯が悪くなった場合が多いです。
何年も時間をかけて悪くなってしまったものを数回で治すということがなかなか難しいのが歯の治療です。
例えば歯の神経まで虫歯が進行してしまった場合、最短でも歯が完成するまでに4回前後かかります。
そのような箇所が数か所あるだけで、治療回数は加算されていきます。
また歯は治療すると、その後痛みが出たり、噛み合わせがなれるのを確認したりと、経過を見ながら治療をすることが多くあります。
時間を短縮することで治療の完成度を伴わないこともありますので、注意も必要です。
A:痛くないように治療をすることは可能です。
「歯の治療」=「痛い」というのが昔から言われています。実際に歯の治療で嫌な思いをした方がほとんどかと思います。しかし痛みを感じずに治療をすることはできます。
はっきり言うと、麻酔の注射を痛くなく打つことのでき先生もいれば、痛い先生もいます。
しっかりと麻酔をきかせる先生もいれば、麻酔をうまくきかせられない先生もいます。
基本的にどんな治療であっても麻酔がきいていると歯の治療中に痛みを感じません。
担当の歯科医がどれだけ痛みのコントロールが出来るかによりますので、治療が痛くない先生を探しましょう。
A:当院では基本、初診時の抜歯は行っていません。
親知らずは歯の生え方など状態によって治療の難易度が変わります。難しい場合、治療に時間がかかります。その方によって治療時間が違うということです。初めての方はまず、レントゲン(エックス線)検査を行わなければ、親知らずの状態が分かりません。
また手術となりますので、しっかりと説明、同意のもと治療を行います。説明などにも時間が必要になることから、初日は検査と説明。2回目に治療を行うことが望ましく、当院では患者さんのためにも2回目以降に施術を行っております。