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当院の精密な虫歯治療についてご紹介します
当院の虫歯治療の特徴は、「虫歯の徹底除去」「再発の予防」を大事にしています。
何度も虫歯を繰り返す原因として、「虫歯の取り残し」が考えられます。
虫歯は取り残しても患者さん自身ではわかりません。しかも再発は数年後に起ります。
そのために、再度虫歯になった場合、「歯磨きが悪い」「定期的に歯医者に来ていない」と自己責任になることがほとんどです。
そして再発した虫歯はさらに削るために、歯はどんどん無くなっていきます。
確実な虫歯の除去をすることで、再発する1つの大事な原因を無くすことができます。それにより、再治療の予防、歯の寿命を延長させることが可能となります。
また、虫歯の場所が分かっても、目に見えなければ取り残しをしてしまいます。
歯の大きさは約1cmです。患者さんのお口の中に存在するために、見えにくいのも特徴です。
しっかり見て、除去することが歯科医師には必須の技術となります。
削る必要のない初期の虫歯です。表面が溶かされて白く濁ったり、茶色くなります。
症状:痛みなどの自覚症状はありません。
治療法:適切なブラッシング・フロッシング、フッ素塗布
※この初期の虫歯は「再石灰化」によって戻ります。
通院回数:1回
表面に進行した虫歯です。進行はエナメル質内にとどまっているものです。
症状:痛みやしみる感じはありません。表面にくぼみができる。
治療法:虫歯の部分だけを削り、コンポジットレジン (プラスティック樹脂)で詰める。
麻酔をしなくても治療が可能な場合があります。
通院回数:1回
神経には達しないが、象牙質まで進んだ虫歯です。
症状:冷たいもの、甘いものでしみる。表面に大きな穴が開く。
治療法:範囲の小さい虫歯はコンポジットレジン (プラスティック樹脂)を詰めます。
範囲が大きい場合は型取りをしてインレーを詰めます。
通院回数:1~3回
虫歯が神経(歯髄)に達したもの。抜歯する可能性があります。
症状:冷たいもの・甘いもの・温かいものでしみる。
何もしなくてもズキズキする。
治療法:虫歯菌が神経に感染している場合、神経を取る治療を行います。
通院回数:根の状態によって変わります。
歯の頭の部分(歯冠)がほとんど崩壊し、根だけ残った状態。
症状:ほとんどの場合痛み無し。
根の周りや、根の先が感染している場合は激しい痛みを伴う。
治療法:土台がたてられない程、進行している場合は抜歯になります。
通院回数:抜歯の場合は1~2回
コンポジットレジン(CR)と呼ばれる材料があります。
「レジン」や「樹脂」と呼ばれる、白いプラスティックのことです。
主に小さい虫歯に使われ、虫歯を削った場所に流し込み、固めることで、銀歯を使わずに1回で治療を終えることができます。
耐久性が少なく、変色しやすいために、耐久年数は短く、数年に1度は取り換える必要があるかもしれません。
(利点)
・白いので銀歯のように目立たない。
・治療費も安価で保険適応で1本約1000円前後。
(欠点)
・柔らかいので削れたり欠けたりする。
・天然の歯の色には合わせられない。
・黄ばんでくる
・劣化する
虫歯を取って詰めるだけの材料です。
保険のプラスチック治療は必ず劣化する。
そのため隙間から感染し虫歯になりやすい。
昔から使われる銀の詰め物です。
「金銀パラジウム合金」と言われパラジウムをメインとした様々な金属を混ぜ合わせた材料です。
表面が腐食するので、食べかすが停滞し、歯との隙間から虫歯が侵入し、再度虫歯になりやすい特徴があります。耐久年数は約5年と言われ、その都度、歯を削る必要があります。
*金属アレルギーの問題
銀歯は様々な金属が含まれているため、徐々に体内に金属イオンが溶け出して、アレルギー症状が出る方がいます。すでにドイツでは、国が歯科業界に対して、「幼児と妊婦に、銅を含有するパラジウム合金を使用しないように」と勧告が出されています。
銀歯を使わない治療をおすすめしています。
金属アレルギーの患者さまの相談も行っていますので、お気軽にご相談ください。
(利点)
・保険が適応される。
・硬い。
(欠点)
・色が目立つ。
・金属アレルギーの原因になる。
・汚れが付きやすく虫歯になりやすい。
保険のコンポジットレジン(CR)とは違い、耐久性が高く、劣化がしづらい、自費用のレジン材料を使用します。
また、色合わせが出来るため、歯の形と色を合わせることが可能となります。
自費治療では「セラミック」という白い詰め物を使うことができます。
100%セラミック(陶器)により自然な歯の色に仕上げる事が可能となります。年数がたっても変化せず、変色や着色に強いために、きれいな状態を維持することができます。また表面に細菌がつきにくいために、銀歯に比べ2次的な虫歯になりにくく、再治療が少ないことも挙げられます。欠点としては、衝撃に弱く、噛み合わせが強い方や、歯ぎしり、食いしばりがある方は、セラミックが割れてしまうことがあります。
さらに強度のある「ジルコニア」という白い人工ダイヤモンドを使用することも可能です。
患者さまのお口の状況に応じて、ご相談させていただきます。
虫歯が進行し、神経に達すると痛みや違和感が出てきます。
など、虫歯の進行が神経に達すると、通常は神経を取られてしまいます。
当院では、なるべく神経を抜かない治療を大切にしています。
神経を抜いてしまうと歯の寿命は短くなると言われ、大切な神経を残さなくてはいけません。
「MTAセメント」という神経を保護するお薬があります。
今までは虫歯が神経に達していれば、軽度でも神経を抜いていましたが、神経を保護するMTAセメントを使用することで、神経を残せる可能性があります。
*歯の神経深部まで進行している虫歯には使用できません。
*保険適応外の治療になります。
根管治療とは、虫歯が歯の中の神経まで感染してしまい、神経が腐ってしまった場合や、以前の神経の治療で、菌の取り残しや不完全な治療により菌が繁殖し、根の先で膿んでしまっている状態に行う歯の根の中の治療のことです。歯がズキズキ痛くて眠れない。
歯ぐきがたまに腫れて膿が出る。
浮いた感じ、違和感がずっと残っている。
などの症状の場合、根の中で膿んでいる可能性があります。
従来は抜かなくてはならなかった歯を、抜かずに残せる可能性があります。
歯の中の感染が原因の場合、確実な殺菌と治療を行うことで歯の生存率が上がります。