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当院の噛み合わせについてご紹介しております
私たちが普段何気なく行っている些細なクセや習慣は、知らないあいだに歯や顎にダメージを与え、身体に様々な影響を与えていることがあります。
例えば、睡眠中の歯ぎしりや日中の食いしばり。
通常、脳は歯や顎に負担を与えないように噛む力を制限していますが、日々のストレスなどによって歯ぎしりや食いしばりが起きると、固い食べ物を食べるときのおよそ8倍の力が歯や顎に加わると言われています。
こうした習慣が長期にわたって継続されることにより、歯や顎へのダメージは次第に蓄積され、顎関節や噛み合わせに問題を引き起こします。
「顎に違和感がある」「慢性的な頭痛や肩こりを抱えている」という方は、当ページでご説明する内容をぜひ参考にしてください。
噛み合わせが悪化する原因のほとんどは、私たちが普段行う何気ない習慣によるものです。
特に、下記のような習慣のある方は、普段から十分に注意し、対策を打っておく必要があるでしょう。
これらの習慣が継続的に行われると、歯に負担が生じて噛み合わせが悪化します。
こうした姿勢が継続されると、身体が徐々に歪んでいき、噛み合わせに影響が現れることがあります。
こうしたクセは、顔の一部へ継続的に力を加えることで、骨が変形して噛み合わせに悪影響をおよぼす可能性があります。
また、食べ物を右の歯で噛むことが多い、などの噛み癖にも注意が必要です。
悪い習慣によって噛み合わせが悪化すると、次のような悪影響が現れる場合があります。
通常、歯は噛むときに歯と歯がぶつかることで、ある程度の汚れを自然に落としてくれる働きがあります。
しかし、噛み合わせが悪いと、歯の当たる面積が小さくなり、汚れが十分に落とされず、虫歯のリスクを高めます。
また、人は30歳を過ぎると身体の抵抗力が徐々に低下しはじめるため、歯周病リスクはさらに高まります。
また、顔の筋肉の下にある骨は、筋肉の厚みによって変形するため、結果的に顎の形も歪んでしまう恐れがあります。
当院の噛み合わせ治療では、噛み合わせの悪化によって生じる様々な症状を緩和・改善するための治療を行います。
治療方法は、噛み合わせが悪くなってしまった原因によって異なります。
まずは問診と検査によって原因を特定し、患者様1人ひとりに合った最善の治療プランを考えていきます。
基本は「顎に負担をかけないこと」を意識し、食いしばりや歯ぎしり、頬杖といったクセが出ないように心がけていただきます。
また、片方で噛むクセのある方は、両方の歯で均等に噛むように注意していただきます。
さらに、顎の筋肉の緊張をほぐし、関節まわりに加わった負担を解消するためのマッサージやストレッチ方法についてもご指導いたします。
慢性化した炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。
また、擦り減りが激しい方には、摩耗した部分を補填するため、仮歯や矯正、セラミックなどを使って治療を行う場合があります。
そのために、歯の位置と、顎の長さ、動く角度を記録し、設定することで、「咬合器」に個々の患者さまのコピーを作ることができます。
この治療過程を「フェイスボウトランスファー」と呼び、患者さま1人ひとりのお口に合わせた、精度を高めた補綴物を製作することが可能となります。