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デンタルアトリエ自由が丘歯科ブログ

2018.10.16

親知らず、抜く?抜かない?

こんにちは。
自由が丘の歯医者。デンタルアトリエ自由が丘歯科の院長の小笠原です。
今回は「親知らず」についてお話ししたいと思います。

当院には「親知らず」の相談希望の方が多数来院されます。
「親知らずを抜きたいけど、当日抜けますか?」とか
「親知らずに違和感があるけど、抜かないといけないですか?」とか
「他院で親知らずを抜いた方がいいと言われ、口腔外科を紹介されたけど、その病院を調べると評判が悪かったので、ネットで調べてデンタルアトリエに来ました。」など(笑)

当院のホームページでは親知らずについて力をいれていませんが、、、

外部サイトで、なぜか! 取り上げられているので(^^; 
抜歯希望の患者さんがいらっしゃいます。

https://koukugeka-book.net/area1/setagaya-ku-oyashirazu

「世田谷区で親知らずの抜歯がしたいとき!」

https://koukugeka-book.net/area1/tokyo-prefecture-oyashirazu
2018/10/16日現在

「東京都で親知らずの抜歯がしたいとき!」

「東京都」とは、なんとも強気ですね(^^;
外部サイトは頼んでいるわけではありません(笑)
でも、紹介される分にはありがたいので、お礼を言っておきます。

当院では、親知らずは専門ではありませんが、
私が口腔外科出身で、親知らずの抜歯ができるのと、
あまり切らずに丁寧に抜くので、痛みと腫れが少ないと評価いただいています。
(※個人差があります。)

今回は、親知らずについて基本的なお話しします(^^)/
最後に症例ものせています。

まず、親知らずってありますか?
・以前、歯医者で親知らずを指摘されたので、ある。
・痛み・違和感がある。痛みを繰り返しているので、ある。
・全部ぬいたので、ない。
などなど親知らずについては個人差があります。
「自分は歯並びがいいから、親知らずは無いと思っていました!」という方もいます。
そういうものでもありません(^^;
親知らずが完全に生えている人は稀であり、
レントゲン写真(エックス線検査)でなければ確認できません。

親知らずの生え方は人によって違います
下の図を参考にしてください。

WHITE CROSS:歯科医師向け情報サイトより

下の親知らずですが、
正しく生えている場合や、
斜めになって、半分生えている場合、
完全に顎の中にもぐっている場合などです。

親知らずを抜かない場合

まず「抜かなくていい場合」
その① 正しく生えていて、上の親知らずと噛み合っている場合。
 ➡食事の際に機能している場合は残すようにします。

その② 完全に骨の中に埋まっている場合。
 ➡抜くことでリスクを伴う場合は無理に抜かなくてもいいと思います。

正直、日本人は顎が小さい傾向があるために
綺麗に生えそろう方の方が珍しいです。

親知らずを抜く場合

次に「抜いた方がいい場合」です。

親知らずは一番奥に生えているので、歯ブラシが届きにくく不衛生な状態になりやすいのが特徴です。
細菌の温床になると、炎症が起きて症状が出始めます。

痛みや違和感を繰り返している方は、早めに抜くことをおすすめします。
なぜなら、
その状態は今後一生治らないからです。
そして症状は悪化します。仕事が忙しかったり、ストレスがたまったりと免疫力が下がった時に限って、痛みや腫れが出てきます。
炎症が強いときは抜くことができませんし、治療に回数がかかります。
違和感を繰り返している方は、忙しくない時だからこそ抜いておくことをおススメします。

残しておいて一番最悪なパターンは、
手前の歯が虫歯になってしまう場合です。

ここは定期的にレントゲン写真で確認しなければ分からないところです。
そして、ココの治療は難しく精密な治療ができないことも特徴です。
また痛みが出た時には、神経を抜く治療が必要になるために、絶対に未然に防がなくてはいけません。
親知らずが斜めに残っている人は定期的な検査をおすすめします。

歯の移植

たまに患者さんでいらっしゃるのですが、
前の歯医者に「他の歯が悪くなった時に『歯の移植』に使える可能性があるから残しておいた方がいい。」と言われたと
かたくなに「抜きたくない」という方がいらっしゃいます。
実際に、不幸にも抜かないといけない歯がある場合、
親知らずを「移植」する治療があります。詳細はここでは割愛します。

「使えるなら残しておいた方がいいじゃん!」と思いますよね?
しかしこの意見は、はっきり指示できません。
その理由は、、、

その① 移植に使える歯なのか?
➡すべての歯が移植できるわけではありません。

その② 移植をしてくれる担当医を見つけているか?
➡全国どこの歯医者でも日常的に行う治療ではありません。
 担当する歯科医師によって成功率が変わる治療です。

その③ 費用をわかっているか?
➡一応、保険の範囲で行うことも可能です。しかし、
日常的に行っている成功率が高い歯科医師は「自費」で治療をしている可能性があります。その際は治療費に何十万円もかかることもあります。

その④ 成功率をわかっているか?
➡上記にもあるように、歯科医師の技術量によって成功率が変わります。
しかし、どんなに腕がいい歯科医師でも「一生持つ!!」と自信をもって言えないのが「歯の移植治療」です。

もし歯を抜かないといけない選択肢に迫られて時に、残っていたら「ラッキー」くらいのものであり、かといって使えないかもしれない。というのが現実です。

それまで残しておいたことで、不衛生な環境になり、歯周病のリスクや、他の歯も虫歯になってしまう可能性があるようなら、早めに抜いてしまう方がよほど利益が高いと言えます。
これには人それぞれ考え方があるので参考にしていただければと思います。

親知らずは抜くと腫れや痛みを伴う処置です。
誰でも抜くのは嫌だとは思いますが、症状がでてしまうと後回しにすればするほど治療が大変になります。早めに歯医者さんに相談しましょう(^^)

症例

最後に、症例を1つ
20代女性 親知らずの抜歯希望です。

左側の上下の抜歯です。
下の親知らずは横向きに生えてしまっています。

お口の中の写真はこんな感じ。
赤丸の位置に、少しだけ歯の頭が見えます。

上の親知らずはそのまま抜歯を。
下の親知らずは、最小限の歯茎の切開と、歯を分割して取り出してきます。
施術時間:30分以内

抜いた所は、2針縫って傷口を閉じました。1週間後に抜糸をします。

抜いた歯です。上の歯はそのままの状態です。
下の歯は細かく切断して取り出しました。バラバラですね。

この方の場合、
腫れ:ほとんどなし。
痛み:当日は痛みが出るも、痛み止めでコントロール可能。次の日から幾分か和らいできた。
との事です。

親知らずは、ほとんどの人が経験すると思います。
早めに対処してすっきりさせましょう(T_T)
ご相談をお待ちしております。

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