銀歯取れた。セラミックによるむし歯治療。

2021.06.07

世田谷目黒区、自由が丘駅南口徒歩3分の歯医者
デンタルアトリエ自由が丘歯科の院長の小笠原です。

銀歯が取れてしまった。むし歯なのでしっかりと治療したい。
という患者さんです。
お口の中を見ると、奥から2番目の歯の詰め物が取れていて、
内部が黒くなっています。

左下の奥歯です。エックス線写真で奥の銀歯の中もむし歯があるので、
治療することとしました。

銀歯が取れる原因は、
①接着剤(セメント)の劣化。
②中がむし歯になっている。
③詰め物の維持力が弱い。(設計が甘い)
が考えられます。
そして、同じ時期に治療した歯や、同じ先生が治療した歯の状況は、
同じ場合が多いです。
つまり、今回取れた銀歯の歯と同時に治療した隣の歯も、同じような経過をたどっています。

では銀歯を外してみましょう。

隣の歯の銀歯を外してみると、やはり内部は黒くむし歯があります。
特に一番奥の歯は、歯磨きが届きずらく、汚れがたまりやすく、
むし歯が進行していることが多くあります。
一番奥の歯の歯ぐき内部からのむし歯の侵入がありました。

歯ぐきの際からむし歯になっています。
歯ぐきをカットしながらむし歯をすべて取り除きます。

以前から大きな銀歯が入っていたので、
むし歯の再治療は、さらに大きく歯がなくなってしまいます。
しかし、神経までむし歯が到達していなかったので、神経が残せました。
あとはセラミックが入るように整えます。
色合わせを行い、

歯科技工士に詰め物(インレー)を製作してもらい、
セラミックをセットします。