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デンタルアトリエ自由が丘歯科ブログ

2024.01.25

子供の虫歯予防、これで大丈夫!赤ちゃん~小学生まで解説。わが子を虫歯にさせない方法。

世田谷・目黒区、自由が丘駅南口徒歩3分の歯医者
デンタルアトリエ自由が丘歯科の院長の小笠原です。

今回は子供の虫歯予防に焦点を当てて説明していきたいと思います。

子供が生まれると、親として考える必要がある、わが子の歯の悩み。特に親である自分が今まで歯で苦労していた方は、子供には苦労をかけさせないようにと、歯のケアについては色々と調べてしまうものです。また近年における「綺麗な歯」への関心から、早い段階から矯正治療(歯並び治療)を子供にさせる親御さんも多くなってきました。

実際に、近年では虫歯の予防方法が明確になり、国民の「歯」に対する意識も変わってきた影響があり、ここ30年で虫歯になる子供の割合が激減しました。
6歳から永久歯といって大人の歯が生えてきますが、例えば、子供の歯の乳歯が全て生えそろっている5歳児の統計を見てみると、
・1993年(平成5年):5歳で虫歯になっている割合77%
・2022年(令和4年):5歳で虫歯になっている割合17.7%

と、平成では8割の5歳児に虫歯があるのに対し、令和では虫歯になっている5歳児は2割程しかいないという結果となっています。つまり、近年では8割の子は虫歯にならないと割合が逆転しており、虫歯になっている子供の方が少数という結果になっています。

また小学生で大人の歯の虫歯のデータを見てみると、5歳以上10歳未満で生えてきた永久歯が虫歯になっている割合は3%以下と、虫歯になることが「レア」であるような驚異的な割合となっています。
出典:厚生労働省「歯科疾患実態調査」

近年では乳歯~永久歯がそろうまでの虫歯の予防は、簡単なこととなってきています。
そこで今回は、この記事だけ見て実践すれば、将来的に子供が虫歯にならないように出来る方法をお伝えしたいと思います。

※中学生からの虫歯予防については、大人の基準として過去の記事であるこちらをご覧ください。

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《はじめに、こちらの2つを守ってください》

①虫歯を理解してください

虫歯予防に関しては、まずは正しい知識をつけておかないといけませんので、過去の記事である「どこよりも分かる虫歯の解説①【虫歯になりやすい人編】」を見てもらうことをおすすめします。
こちらを見てもらうと、虫歯への誤った知識を正すことができます。
・歯を磨いていても虫歯になる
・虫歯になりやすい家系だから虫歯になる
・フロスをしないから虫歯になる
など、今まで言われていた虫歯への誤った認識を変えなくてはいけません。これは多くの日本人が誤解していることです。なぜなら、文化的にそのように言われてきたからです。
「歯を磨かないと虫歯になるよ!」と歯磨きをする理由付けにされたり、今より予防医学が乏しかった時代の親や祖母と比較されたり、知識の乏しい歯医者に行っていたりと、多くの方が勘違いをしています。
ですので、まずは「虫歯」というものを理解することが必要であり、理解ができれば対策ができるということです。

とても簡単なので是非読んでくださいね(^^)/ 》どこよりも分かる虫歯の解説①【虫歯になりやすい人編】

②親の責任を理解してください

虫歯の解説を踏まえた上でも、どうやっても虫歯になってしまう子供がいます。

その原因は「親」です。

虫歯の解説では食生活習慣を正しく行うことで虫歯にならないと説明しています。基本的に、子供は親から与えられた食べ物を食べて生活しています。自分で選択して食事内容決めていくことはできません。ということは、虫歯になる子供はどこかで甘い食べ物を与えられている言えます。
「たまにお友達とお菓子を食べる」程度では虫歯にはなりません。

虫歯になる子は、ほぼ毎日、習慣的に親が不規則に食べ物を与えていることに依存しています。
そのような親御さんの言い訳として多いのが、「子供の機嫌が悪くなるからお菓子をあげる」という事です。そのような性格にしつけたのは親の責任です。子供の責任ではありません。
「ご飯よりも、美味しいお菓子やジュースが欲しい」
「駄々をこねたらお菓子がもらえる」
という環境に育ててしまったのは誰であろう「親」です。厳しい言い方かもしれませんが、医療側からするとそれを「教育」ではなく「虐待」と考えられています。子供の健康を害していると認識してもおかしくないでしょう。

子供だから新しい習慣にも順応してくれます。ですので、お菓子やジュースなどのおやつはダラダラと与えるのではなく、時間を決めて与えてください。食べさせてちゃいけないわけではありません。

時間を守れないのなら食べさせなければいいだけの話です。

また、定期健診に行くから大丈夫と、歯医者に任せてしまう親御さんもいます。もちろん歯医者では高濃度のフッ素塗布や、メンテナンスなどを専門的に行ってもらえます。小児でしたら3か月~6カ月で検診でしょうか。しかし、虫歯の進行というのは「毎日」のことです。やはり日々の習慣と、口腔ケアがとても重要になってきます。
お口は「毎日」ケアしなくてはいけません。寝る前の夜の1回だけでも構いません。
子供のお口のケアをするのは親です。毎日のケアを怠った場合、虫歯は進行していきますので、歯医者に行けば大丈夫と丸投げするのは止めましょう。

①0歳~2歳

基本的にこの時期でやることとすると、生活の習慣として歯の清掃をトレーニングしていくということに限ります。歯の清掃を嫌いにならないようにさせることがポイントととなります。

まず生後半年ほどで前歯に可愛い歯が生え始めます。ここからお口のケアがスタートしていきます。しかし、この時期にはお菓子を食べる、ジュースを飲むなんてことはないと思いますので、虫歯が進行していくということがほぼありません。
ですので、することは歯の表面の汚れをガーゼでふき取るくらいでしょうか。ただ赤ちゃんは何をされているか分かっていないために、無理に行うと嫌がってしまいます。
歯が生えてきたからと過度に心配になるのは止めましょう。毎日できなくても、徐々に慣らしていくことが必要となります。

歯が生え始めて徐々にケアしていくときに何を使えばいいでしょうか?

使えるアイテムを紹介します。
『レノビーゴ』というフッ素配合スプレーです。

https://www.zonnebodo.co.jp/renovigo/

こちらはフッ素入り歯みがきの商品で、0歳の子でも使用できるので安心です。
2歳までにどんどん生えてくる乳歯ですが、日々のケアで使うことで、虫歯になりにくい乳歯に仕上げることができます。
フッ化物についてはこちらの記事をご参考にしてください ≫歯が溶けないように守るフッ化物

おすすめ歯ブラシはこちら
『ライオン EX kodomo F』

https://www.lion-dent.co.jp/client/products/haburashi/kodomo_f.htm

こちらは柔らかい歯ブラシで、もしお口に入れているときに転倒やトラブルがあっても、歯ブラシが突き刺さらない設計となっています。

まず2歳まではこちらの2つを使ってケアしていればオッケーです。使い方は、それぞれの商品の説明を見ていただければいいのですが、歯ブラシにスプレーをして使います。大人でいう歯磨き粉として歯磨きをしていただくだけでいいです。歯ブラシ後にお口をゆすぐ必要がないので、フッ素が歯を強くしてくれます。うまく歯ブラシができない場合は、お口に直接スプレーするだけでも良いと思います。

1日のケアの回数ですが、朝と晩でできればよりよいですが、1日1回寝る前だけでも問題ないと思います。大人も疲れないように。子供の嫌がらないように習慣づけることが大切となります。無理にやってはいけません。成長の時期に応じて出来るようになることもあります。

この時期には歯科では1歳半検診が義務付けられています。1歳半検診では、まだ子供は泣いてしまうと思いますが、担当医にチェックしてもらい、不安なことがあれば聞いておきましょう。

歯医者さんへ通うことを考える親御さんもいるかもしれませんが、この時期では子供はまだ何もできません。嫌がって泣いて、行きたくないところと考えてしまいますので、歯医者さんで見てもらうのは次の3歳頃からで十分です。


余談となりますが、子供が生まれたら。もしくは生まれる前からしておかなければいけないことがあります。それは、両親の口腔ケアです。
子供のお口の中の細菌は、ほぼ親譲りの細菌環境となります。親の歯が悪く、お口の中が悪い強い細菌だらけだと、それがお子さんに移っていきます。
虫歯がある。歯ぐきに炎症がある。など歯が悪い場合は、歯医者でしっかりと治しておくことが必要です。
また日々の歯磨き習慣も重要です。親の歯が悪いということは、日々の歯磨きが悪いとも言えます。そして親が歯を磨いている姿を子供はよく見ています。それを真似する子供の多くいます。親子共に、寝る前にしっかりと歯磨きする習慣をつけることが大切なのは言うまでもありません。

②3歳~4歳

3歳になるとすでに子供の歯は生えそろい、おやつを食べるようになっています。
1歳半に続き、3歳児検診も義務付けられており、この検診で虫歯が見つかるようであれば、親として考え方を見直さなければなりません。なぜならば、令和4年の歯科疾患実態調査の結果ですが3歳で乳歯に虫歯がある割合は0%となっています。あくまで調査した対照群でいなかっただけかもしれませんが、それだけその年齢の虫歯は一般的ではないということです。
いくら歯医者に行こうが、お口をケアしようが、生活習慣を見直さなければ虫歯になりますので、注意が必要です。

この時期での口腔ケアですが、さらに一歩すすんで行っていきましょう。

その①
レノビーゴを『レノビーゴ ステップ1』に変更

0歳~2歳の項目でお話ししたレノビーゴですが、ステップ1に変えていきましょう。
パッケージにも書いてありますが、おやつを食べ始めたらこちらに変更していいと思います。変わった点は、泡タイプになり、フッ素濃度が上がっています。しかし使い方は一緒で、歯ブラシにつけて歯磨きするか、歯ブラシ後にお口にプッシュして泡を出してもいいです。

この時期になると、体もしっかりしてくるのでフッ素濃度を上げた商品を使うことができます。
歯磨き粉でしたら、
『ライオン チェックアップkodomo ぶどう』か『ライオン チェックアップジェル バナナ』

6歳以下の子どもはフッ素濃度が500ppm以下が推奨となっているために、フッ素濃度がクリアしているこの2種類で選んでください。

歯磨き粉は、歯ブラシに少しつけて、しっかりと擦って汚れを落としてください。歯ブラシは0歳~2歳の項目でお話しした『ライオン EX kodomo F』の3歳~5歳用の歯ブラシがあるのでそれでよいと思います。子ども用で、ブラシの小さいものでしたら他のものを使っても問題ありません。

その②
子供用フロス『フロッシー』

https://www.ufcgroup.jp/oral_miselle/flossy/flossy_30p.html

フロスを使う習慣を取り入れてください。乳歯が生えそろうと、奥歯の歯と歯が詰まって並び、歯の間に汚れが溜まってきます。歯と歯の間に詰まった汚れは歯ブラシでは取ることができませんので、虫歯や歯肉炎の原因となります。
大人もそうですが、歯ブラシだけで歯のケアをすることは無理です。

歯と歯が接している場所である奥歯や、前歯がピタッとそろって生えている子には、歯ブラシと一緒にフロスを使いましょう。
フロッシーは柄のついたF字型のフロスで使いやすく、

味の種類があるので、お子さまも楽しんで使うことができます。
例えば私の子ですが(現在4歳)、3歳から寝る前の歯磨きで、フロスも一緒に毎日使っています。毎日使うことで習慣となり、子供ながら「寝る前の歯磨き=歯ブラシ(+チェックアップ歯磨き粉)+フロス泡スプレー」をセットでするものだと思っています。当然虫歯になったことがありません。小さいころからの習慣をつけることで、大人になっても「寝る前の歯磨き」と「フロスをすること」を必然と思えるように教育することが大切だと思います。

デンタルフロスですが、欧米では5割上の人が使うのに対し、日本では2割ほどの人しか使わないというデータがあります。これは文化の違いで、家庭において親がちゃんと使っている。そして子供も使うことが普通として習慣づけられてます。日本で親から「フロスを使いなさい」と教育されることはほとんどないと思われます。

フロスは使わないと歯の間に汚れが溜まり、歯肉炎を起こします。小児の歯肉炎は日常的に多くあります。フロスを入れて歯肉から出血するようでしたら小児の歯肉炎です。数日しっかりとフロスをしてあげると、出血は止まり、健康な歯肉に戻りますので、フロスは日々のケアで必須のアイテムとなります。

やはり3歳を過ぎると、食に対する成長の影響や、周囲環境からの影響でお菓子やジュースを飲むようになります。それにより虫歯リスクが上がっていきますので、食育に関して親の理解を深めていくことも重要となります。

5歳~6歳

ここまで厳しく言っている食の生活環境に関してですが、5歳から再度見直していく必要があります。

なぜならば、

これまでにも何度か説明で出てきましたが令和4年の厚生労働省「歯科疾患実態調査」という調査結果では、5歳から乳歯の虫歯になっている子が増えていく傾向にあるからです。

年齢が3・4歳で、う歯にない者(虫歯になっていない者)が100%だったのに対し、5歳・6歳では2~3割に虫歯があるという結果になっています。
つまり、4歳くらいで歯医者さんで虫歯がないと言われていたのもつかの間・・・
5歳、6歳で虫歯が見つかることがあるということになります。

これには理由が2つ考えられます。
1つは、3歳を過ぎてお菓子などを好んで食べる習慣が出来てしまったこと。
もう1つは、3,4歳では初期にできていた虫歯が、徐々に進行し、1年くらいで目立った虫歯になってしまったことです。

習慣の変化としては、保育園や幼稚園に入ると、お友達も増え、交流も増え、お菓子を頻繁に与える家庭とお友達となった場合は、お菓子やジュースの摂取量が増えます。また遊んでいるときにお菓子をダラダラ食べているといった習慣も出てくるでしょう。
他にも、お菓子を喜ぶ年頃となると、祖父母からお菓子を与えられるといったこともあるでしょう。
そのために、4歳頃から食の習慣が変わることが考えられます。

しかし歯科医師の私の個人的な見解としては、2つめの5歳くらいから虫歯が目立ってきたということが考えられます。4歳くらいで定期的に歯医者に通っていたとしても、虫歯のチェックは簡単に確認されるか、歯科衛生士がチェックするのが主だと思います。
毎回レントゲン写真を撮って精密検査などはせずに、あくまで簡単にチェックするのが基本でしょうか。歯と歯などに虫歯があった際は、初期では分かりにくく、ある程度虫歯が大きくなってから分かることも多くあります。

生活習慣が激変していない限り、徐々に虫歯が進行していっていると思った方が良いです。
はやり基本は糖質のコントロールとなり、虫歯になるのはお菓子やジュースが原因となります。

しかし、お菓子やジュースを与えてはいけないということではありません。時間を決めずにダラダラ与えることが問題となります。こちらに関してはこの記事にも書いてあります。

この時期にやることとすると、3歳~4歳の時と同じで「歯ブラシ+フロス+フッ素」となります。これに限ります。また定期的にかかりつけの歯医者に通うことをおすすめします。歯医者では高濃度のフッ素塗布をしてもらえますし、「歯医者には定期的に行くもの」として習慣づけ、歯医者は楽しいところと思っていてもらいえると、将来的にも有益となります。
口腔ケアについては、できる限り歯を強くして、虫歯になりにくい歯に仕上げていきましょう。

6歳~

小学生の時期はより一層、虫歯予防を気を付けていきましょう。
なぜなら、小学生になりお菓子やジュースなどを自分で摂取するようになるからです。

例えばスポーツなどを始めると、運動しながらスポーツドリンクを飲むといったことがあると思いますし、自分でお菓子を買って食べるということも多くなってくるでしょう。
また6歳から永久歯が生え始め、12歳までに乳歯は全て抜けて大人の歯に生え変わります。特に生えたての永久歯は虫歯菌の酸に弱い状態です。歯の構造が硬く固まっていない状態なので虫歯になると進行が速いので注意が必要です。ですので、生えてきた永久歯をしっかりとケアして強い歯に仕上げることで、将来大人になってからも虫歯リスクを下げることが可能な重要な時期となります。

前にも説明がありました歯科疾患実態調査の結果を見てみましょう。

5歳~14歳において、乳歯または永久歯で虫歯がある子供の割合は2割~5割となっています。
4歳までで虫歯になっている子はほどんどいませんでしたが、5歳から一気に割合が増えています。ですので、小学生の時期はまだまだ注意が必要となります。

親御さんのやることはまだまだあります。小学生になり歯磨きを本人に任せ、仕上げ磨きをしなくなってくる時期でもあります。それは面倒だからです。正直、寝る前の仕上げ磨きは小学生のうちはやってあげてください。小学生で歯ブラシをしっかりとできる子は少なく、ましてやフロスができる子も少ないと思われます。小学生までは親が責任もって口腔ケアを手伝ってあげてください。

ここで口腔ケアグッズの紹介です。

その①
子供用歯ブラシ

正直、歯ブラシは子供用でしたら何でもいいかと思います。
これまでにご紹介したライオンさんの『EX kodomo』ですと、成長時期に合わせてヘッドのサイズが変わっています。

適用年齢も記載がありますので、それに応じて使っていくと簡単かもしれません。
まだ大人用の歯ブラシだとサイズが大きいので、子供用でしたら歯ブラシはどれでも良いと思います。

その②
フッ素洗口液

フッ素洗口液は是非使っていただきたいと思います。
ブクブクうがいができるようになる4歳から使えます。毎日寝る前の歯ブラシの後にフッ素洗口液でブクブクをしてから寝てもらうことをすれば、ほぼ虫歯になりません。こちらは大人が使っても効果的です。
メーカー各種商品があります。特にこだわりはありません。虫歯予防のフッ素洗口液でしたらOKです。毎日習慣づけることが大切です。

その③
歯磨き粉をフッ素濃度1450ppmに変更

6歳以上になるとフッ素濃度は大人と同じ1450ppmが推奨されます。実際にドラッグストア等で売っている歯磨き粉は1450ppmの濃度が入ったものがほとんどですので、どれを使ってもいいと思われます。
正直、ほとんどの方が水でゆすいでしまう歯磨き粉よりは、歯磨き後のフッ素洗口液の効果の方が期待ができます

その④
『フロアフロス』

フロス 歯医者 自由が丘

https://fluorfloss.jp/

フロスですが前にご紹介した『フロッシー』を使い続けてもらってもいいです。
今回ご紹介するフロアフロスは汚れの除去力がかなり高い商品です。そのため、使えるようでしたらフロスはフロアフロス一択にしていければ良いと思います。大人も使ってもらいたいフロスで、実際に私は毎日使っています。

小学生も高学年くらいになると、自分で糸のタイプのフロスが出来るようになってくると思います。フロスはトレーニングが必要です。子供の時期に楽しくフロスができ、自分の歯のケアの意識が高くなると、大人になってからかなり助かります。
歯科医師として患者さんを見ていると、習慣づいていない大人は糸タイプのフロスを使おうとするとほとんどの人が嫌がります。
子供のうちから習慣づけて慣らしてあげることも口腔ケアの大切な教育となります。


後は、定期的な歯科検診です。習い事やクラブが忙しいからと言い訳をせずに、3,4か月ごとに歯医者さんで定期健診をしてもらいましょう。やはり大人になってからも定期健診は重要となります。歯医者は定期的に行く所と教育することで、将来的な歯の寿命を延ばすことが可能となります。また小学生の際は付き添ってあげてください。大丈夫だし面倒だからと本人だけ行かせるのではなく、歯並びも相談しながら歯医者からのフィードバック受けることが良いでしょう。歯医者から「お母さんは来なくていいですよ」と言われるまで付き添ってあげてください。
歯医者選びで注意することは、歯科衛生士だけしか見てくれない所は止めましょう。歯科衛生士は虫歯の診断はできません。院内が忙しくて適当に見られる所では歯科医師が責任もって対応してくれない傾向があります。長い付き合いになりますので、歯並び噛み合わせも相談できる、信頼できる歯医者を見るけることも重要となってきます。

《まとめ》

口腔ケアもここまでできていると、もう人生において虫歯の心配はなくなります。
「大変だな、めんどくさいなぁ」と思うかもしれませんが、歯は一生の大切な財産となります。
そして歯のケアは「習慣」ですので、習慣になれば大変とは思いません。特に重要なのは夜の寝る前のケアですが、長い1日の間で5分程の時間です。(歯ブラシ3分+フロス1分+洗口1分くらいの目安) その5分で健康が守られるなら、それをしない手はありません。これは虫歯だけでなく「歯周病」に関しても言えます。歯周病は歯が無くなる原因の1位です。

しかし、何度も口酸っぱくいっていますが、虫歯の原因は「食生活」です。糖質により虫歯はどんどん進行していきます。ダラダラ飲み食いするのは本当に止めましょう。食べ物の内容や、食べる時間については、歯だけでなく体の健康にもつながります。子供の健康のためにも親が知識をつけなればいけません。
そして糖質の過剰摂取は世界的にも問題視されている内容となります。気になる方は是非しらべてみてください。現代において「砂糖」は体い良いものはあまり思われてはいません。

歯の治療が無いことは人生においてとても有益となります。それは「健康」だけでなく「金銭的」にもです。
楽しく歯の健康を守っていきましょう(^^)/

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