・手術中など電話に出れない時があります。時間を改めておかけ直しください。
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デンタルアトリエ自由が丘歯科ブログ
今年1年は基礎から勉強しなおしていますm(__)m
そのため、毎月、月末の土日にセミナー参加しています。
5月は22日㈯、アトリエは休診させていただきました。
土曜日は予約が取りにくいですが、お休みいただきご不便をおかけします。
今回の内容は「仮歯」と「歯型取り」です。
ここはとても大切なステップです。
「仮の歯」と言えども、最終的な歯を入れるために必要な「歯」であり、
本当は「仮」と言うのもあまり適切ではない表現なのです(^^;
実際に最終的な歯が入るまでに、
本当にこの形でいいのか?
使い心地は?
など完成形を再現する必要があります。
たとえば、「家」や「車」など、実際に生活したり、乗ってみて、
ここの使い勝手が悪いとか、
この部品をグレードアップして乗り心地を良くしたいとか、
事前に試せるのが「仮歯」です。
(家や車は実際に試せないので、後で、やっぱり・・も多いのでは?)
たまに、患者さんで、
「前の歯医者で最近やってもらったけど、あまり納得いっていない」
という患者さんもよく来院されます。
特に日本の保険制度では、「事前の試し」などの考えはありませんし、
「保証制度」もありません。
良くも悪くも、作って出来たら終わりです。
以前、患者さんから仮歯は「無駄では」の表現で言われたことがありますが、
治療の工程に無駄などありません。
そのような患者さんはお断りしています。
歯型取りも「どこの歯医者も一緒では?」と思っている方も多いと思いますが、
まったく違います。
歯型をうまく取れる歯科医師と、取れない歯科医師がいます。
私も今でも失敗することがあるので、なんどか取り直させていただくことがあります。
歯の製作は歯科技工士が担当します。
いわゆる設計図がしっかり描けていると、それを元に完璧な完成品を仕上げます。
設計図が途切れていたり、線が斜めだったりすると、あまい完成品が出来上がります。
歯科医学、歯科技術はひとつひとつが大切な治療工程です。
そのひとつひとつを正確に行うことで、長持ちのする歯が出来上がります。
私もまだまだ研鑽が必要です。
より良い医療が提供できるように頑張っていきます(^^)/