フロスが引っ掛かって通りにくいという患者さんです。
お口の中を見ると、

6番目の歯には大きな銀歯が、
5番目の歯には、歯の間にレジンが詰めてあります。
レジンが劣化して、歯とズレてきています。
これにより、フロスが引っ掛かり不具合が生じています。
またフロスが引っ掛かるということは、
食べ物も引っ掛かります。
それにより、虫歯や歯周病のリスクが上がるのは当然です。
レジンを削っていきましょう。

レジン内部には茶色く見える虫歯がありました。

6番目の銀歯の歯も茶色く虫歯になっていました。
歯と歯の間が虫歯になると、表面がザラザラするので、
フロスが引っ掛かってきます。虫歯の一つの指標なのですが、
フロスの引っ掛かりは、こちらの影響もあったかもしれません。
エックス線検査で、銀歯内部の虫歯も確認してありますので、
こちらの治療も行います。
虫歯を染色するう蝕検知液を使い、虫歯を色で確認します。

レジン内部にしっかりと虫歯が入り込んでいます。
最初にお話しした通り、歯とズレた詰め物は、虫歯のリスクが上がります。
虫歯は丁寧にしっかりと取り除きましょう。

奥の銀歯に取り掛かります。
銀歯を外して、内部を確認すると、虫歯の存在があります。

こちらの虫歯は深く侵入はされていませんが、
もともと銀歯が大きく入った、再治療の歯となりますので、
残っている歯はどうしても少なくなります。

虫歯を取り除きました。
神経までは達していませんでしたので、インレー(部分的な詰め物)で対応します。

削った表面をレジンでコーティングして形を整えます。
手前の5番目の歯は、虫歯の範囲がまだ小さいので、レジンでダイレクトボンディング処置で対応します。

歯の色を記録して、型取りを行います。
後日、セラミックインレーを製作し、装着します。

セラミックが入った状態です。
色もそろい、綺麗に仕上がりました(^^)/
銀歯がなくなるといいですね!
フロスの引っ掛かりも無くなり、
虫歯もなくなり、歯にとって良い状態となりました。
「銀歯は数年で交換する」という話も聞くことがありますが、
歯は有限です。交換するたびに削られ、どんどん歯が無くなっていきます。
どこかでしっかりと治療を行い、再治療を少なくする方が歯の寿命は延びます。
当院では歯により良い治療を提供しています。
そのため当院でのむし歯治療は保険適応外です。
【治療費】
・セラミックインレー
費用:1本 88,000円
(将来的に値段が変わる場合があります)
・ダイレクトボンディング
費用:1本16,500円~5,55,00円
(治療範囲によって異なる)
【施術の副作用やリスク】
治療中または治療後に出血や痛みや腫れを伴う場合があります。