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デンタルアトリエ自由が丘歯科ブログ

2024.10.11

前歯の神経が死んでいる。神経が死んだ歯を綺麗に治療します。Dead Teeth | Root Canal Treatment

世田谷・目黒区、自由が丘駅南口徒歩3分の歯医者
デンタルアトリエ自由が丘歯科の院長の小笠原です。

当院のYoutubeチャンネルに治療動画を追加しました(^^)/

神経が死んでしまった歯は「失活歯(しっかつし)」といいます。
動画では神経が死んでしまった歯の治療内容について解説しています。よく聞いたことがあるかもしれませんが、神経が死んでしまった歯は色が変色して目立ってきます。今回の治療では見た目も綺麗に治していきます。

神経が死んでしまった歯はどうなるのでしょうか?
そもそもなぜ神経が死んでしまうのでしょうか?記事としても説明していきましょう。

歯の神経が死んでしまう原因

①虫歯の感染よるもの

虫歯が進行し、歯の内部にある歯の神経(歯髄)に感染が及ぶと歯の神経が徐々にやられてしまいます。そして虫歯菌の進行が歯髄全体に進行してしまうと、神経は死んでしまいます。

神経が死んでしまった場合は痛みが無く、痛みなどの症状は出ないことも多いですが、そのまま放置した場合、歯の根の先に感染が広がり、顎の骨を溶かして膿瘍(のうよう)と言って膿が溜まってきます。放置せずに治療が必要となります。

②外傷によるもの

転んで前歯をぶつけた。ボールが顔にぶつかった。事故で顔面を打った。格闘技や喧嘩で打撃を受けたなど、外的刺激により歯にダメージを受けた場合に、歯の神経が死んでしまうことがあります。

健康な歯髄が失活してしまうと、歯髄の血液成分のヘモグロビンが象牙質に浸透し、歯が茶色く~黒く変色してきます。失活した歯は変色して他の歯の色と違うため目立ってきます。

年数や時間をかけて徐々に変色してくる場合も多くあります。気づいた時には神経が死んでいたという場合も。早めに処置することにより、濃く変色してくるのを防ぐことができます。

③原因がわからない

神経が死んでしまった原因が分からない場合もあります。
特に虫歯も無く、患者さん本人もぶつけた記憶がなく、歯の色が変色してしまったので気づくこともあります。
ぶつけたのを忘れてしまっているだけなのかもしれませんが、この場合は原因が分かりません。

神経が生きているか死んでいるかを歯医者で検査してもらい、死んでいる可能性が高い場合は治療が必要です。

歯の神経が死んでしまった場合のリスク

・歯が変色してくる(審美的問題)

特に前歯の神経が死んでしまった場合は、その歯だけ変色するために目立ちます。変色の色は茶色であったり黒っぽかったりと個人差があります。

人前で笑った際も、他人から気づかれますので「人前で笑えない」というコンプレックスになることもあります。

・歯が脆くなる(機能的問題)

神経が死んでしまった場合、歯髄が壊死することで、歯内部の柔軟性がなくなり、外的刺激に弱くなる可能性があります。
特に虫歯が原因の場合、虫歯によって歯の内部が溶けてボロボロになっています。

普段の生活や食事の際に「歯が欠ける」「歯が割れる」など、歯が無くなってしまう事があるかもしれません。

・歯ぐきが腫れて膿んでくる(病的問題)

死んでしまった神経に細菌感染が起こると、膿が溜まってきます。
歯は歯槽骨(しそうこつ)と言って顎の骨に埋まっているのですが、歯の根の先から歯槽骨に感染が広がり、顎の骨が溶けながら膿んでくることがあります。
膿が大きくなると、歯の根元の歯ぐきが腫れてきます。
痛みが無い場合も多くあり、治療を放置してしまう人が多くいます。状態が悪化すると歯を抜かなくてはいけない場合も出てきますので、早めに治療が必要です。

歯の神経が死んでしまった場合の治療法

①根管治療(こんかんちりょう)

必ず必要になる治療が「根管治療」です。
まず失活してしまった神経は取らなければいけません。死んでしまった神経は生き返ることはありません。
そのままにしておくと、腐ってしまったり、感染してしまったり、変色がひどくなってきてしまうために早めに根管治療をしましょう。

子供の場合は注意が必要です。
その子の年齢によって歯の完成度合いに違いがあります。それにより処置内容が違う事もあります。
小児専門の歯科医院で診てもらうこともお勧めします。

②見た目の回復と機能の回復(補綴・修復処置)

通常、根管治療をした歯は、天然の削っていない歯に比べて脆くなり歯根破折のリスクが上がります。
その際に補綴処置といい、被せ物をすることで歯を割れないように補強することが必要となります。

ただ全てが当てはまる訳ではなく、歯の場所や状態によって治療の選択肢は挙げられます。
例えば、大臼歯と言って奥の歯では噛む力が強く、咀嚼に用いられるため、補綴処置によって補強が必要であると言えます。

前歯では「クラウン」という全体的な被せ物をすることで、変色した歯の見た目を回復することも目的とします。一般的には「差し歯」という言い方もされます。

見た目を回復させるだけでしたら「ウォーキングブリーチ」と言って変色した歯を白く漂白する方法やや、「ラミネートべニア」といって歯の表面にセラミックを張り付けて歯の色を白くする方法もあります。
しかし、歯の強度を目的としていませんので、歯が割れてしまうリスクを考慮する必要があります。

ご自身の歯の状態をみてもらい、担当医と相談しましょう。

《まとめ》

何かしらの原因で歯の神経が死んでしまうことはあります。
特に前歯は転んだ時にぶつけたりと、衝撃が加わりやすい歯であり、さらに見た目に影響が出る歯です。

適切な処置が早めに行われることで、状態が悪化することが防げます。最悪の場合、歯を抜かなくてはいけない可能性も出てきてしまいます。
治療を先延ばしにせずに、早めに歯医者で診てもらいましょう。

デンタルアトリエ自由が丘歯科では、根管治療はマイクロスコープを使い精密な治療をします。またセラミックを使った審美的な改善も行えますので、綺麗に歯を治したい方は是非ご相談ください。

当院ではセカンドオピニオンを推奨しています。
お気軽にご相談ください。≫こちら

≫デンタルアトリエ自由が丘歯科ホームページ

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当院の治療の内容が動画で見られます≫デンタルアトリエYoutubeチャンネル

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デンタルアトリエ自由が丘歯科
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世田谷区奥沢-30-8-2F
診療時間9:30~18:00
☎03-6715-6603

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